2018年9月16日

4時30分にスタートしました。

まだ真っ暗です。

懐中電灯を持っていこうと思いましたが、預けたバックの中に入れたままでした・・・。

この場合は持っている人の後ろにピッタリくっつくことにします。

最初から7.5㎞まで150mの上り。

暗くてよく分からなかったのですが、すぐ横は崖でした・・・。恐い。

少しずつ空が明るくなってきます。

それにしても、70㎞地点の400m以上上る碇高原の坂が目に付いているのでたいしたことないと思っていましたが、この150mの七竜峠、なかなかものすごい坂でした・・・。

上り坂は歩くと決めていますが、とりあえず最初の坂は暗くてここで置いて行かれるとシャレにならないので、周りについていくことにして、ゆっくりと走ります。

1時間ほど走ると明るくなってきました。

そして、峠も抜けて久美浜湾という湖のようなところを1周します。

ここは25㎞くらいあるのですが、ある程度平坦で走り易かったです。

当初の予定通り6分30秒/kmでゆっくりと走ります。

エイドでは水かスポーツドリンクを1杯、毎回飲むようにします。

2杯以上飲んでしまうとお腹がタプタプになって走れなくなるので、前半はあまり飲みすぎないようにしました。

エイドは4㎞毎くらいにあるのですが、最初のうちはこのくらいの間隔で設置されていれば大丈夫です。

30㎞地点の第一関門。

8時40分閉門ですが、8時5分過ぎに通過しました。結構ギリギリです。

 

そして36㎞過ぎからまた七竜峠です。

明るくなったこの峠。予想以上に坂が厳しい。見えない方が良かったです・・・。

 

 

天気も良く、景色は綺麗でした。

でも、ウルトラマラソンの時に天気がいいのは考え物ですね。

直射日光が当たるたびに体力が奪われていきます。

みんな木の陰を探しながら走っています。

この帰りの七竜峠の途中で42㎞のフルマラソン地点を通過です。

写真を撮っている人が結構いたのですが、この頃私は余裕なく・・・。

5時間10分くらいだったと思います。

ここから少し上ってから後は下り。

その後は緩やかな上下が続きます。

 

そして私はこの区間が一番きつかったです。

特に50㎞前後の地点で頭から水をかぶったせいか、変な寒気にも襲われ、リタイアしようかとも考えました。

ここで走れる道なのに3㎞ほど歩いたと思います。

50㎞でまだ半分というとてつもない距離を実感したからかもしれません。

 

走ったり、歩いたりしながらなんとか54㎞の 弥栄庁舎-第二関門にたどり着きました。

ここで荷物を受け取れます。

時間は11時20分なので、スタートから6時間50分。

関門は12時なので40分ほど余裕があります。

ただ、54㎞で6時間50分かかっているとなると、後半はもっとタイムが落ちることになります。

14時間が制限なので、かなりギリギリ。しかもこの後10㎞以上の激坂が続きます。

 

しかし、この荷物受取でウィダーインゼリーとアミノバリューを2つ一気に飲み干し、エネルギーをチャージしました。

さらに、ドリンクバックを装着します。

残念なことにエイドと荷物受取に場所が離れており、ドリンクバックは受け取ったものの中に水を入れることが出来ませんでした・・・。

 

しかし、ここで一気に気力を取り戻し、走れるところまで走ろうという当初の気持ちに戻りました。

ここから少し平坦な道を走り、いよいよ58㎞地点から上り坂です。

この上り坂に差し掛かったところで、ちょうどよく家族が応援に来てくれました。

さらに、ここで冷たい麦茶を空のドリンクボトルに補充してくれました。

この場所でのドリンク補充が一番ありがたかったです。ナイスタイミング!

 

 

ここからはずっと上りの坂、坂、坂。

歩く、歩く、歩く。

歩きはするけど立ち止まらず。

当初の予定通りです。

坂はきついですが、その分歩くしかないと思うと逆に楽になります。

途中のちょっとした下りはその分一気に走ります。

そして上りはまた歩く。この繰り返しです。

 

何とか第三関門の碇牧場に到着しました。

この場所で71.8㎞。当初の目標である最長距離60㎞を越えるは達成しました。

時間は14時くらい。9時間30分走ったことになります。

関門は14時40分なので、まだ40分ほど余裕があります。

荷物受取に着替えも入れていたのですが、着替えることはせずウィダーインゼリーとアミノバリューを一気に飲んですぐに再開します。

なにしろエイドで休まないでゆっくり行くこと。これに限ります。

一度止まってしまうと動けなくなりそうなので…。

 

ここからはものすごい下りです。

周りが膝を痛めないようにゆっくり下っている中、勢いよく下ることにしました。

ここまでのところ、どうやら私は下りが得意なようです。

変にブレーキをかけると逆に膝を痛めそうなので、自転車のペダルを意識して回るように着地して走りました。

この区間は6分/kmを切るスピードで降ります。

下りきった80㎞地点では15時過ぎ。この10㎞は1時間と好タイムを出すことが出来ました。

すると残り時間は3時間30分あります。

20kmを3時間30分ならいけるのでは?

急に希望が見えてきました。

 

80㎞過ぎで60㎞部門の人と合流します。

この合流で思ったのは、100㎞部門の人たちの方が元気です。

家族の応援もあり、ここで完走できそうなことを伝えます。

 

15㎞を切るともう普段の練習の距離です。

これならいけると実感し、急に涙が出てきました。

まだ完走していないよ・・・。

 

しかし、これではおわらず90㎞から坂です。

最後10㎞で結構な坂

日本海沿いでいろいろと見どころがあるとのことですが、そこに興味が持てず・・・。

ラスト10㎞はかなりきつかったです。

そして、最後の最後で信号に長時間つかまり、その後の坂もなかなか・・・。

高低表ではそれほどでもなかった坂がきついです。

しかし、のこり5㎞、4㎞、3㎞。

このカウントダウンがたまりません。

最後の方は、完走できるだけの時間があることは分かったので、足をつったりしないようにゆっくり走り、歩きを繰り返しました。

今回、まずは完走です。

タイムは気にしていません。

 

そして最後のゴール地点。

家族がいました。

5歳の息子と一緒にゴールしようとしたら恥ずかしいと断られ、3歳の娘が一緒に走ってくれました。

そして手をつないで見事にゴールです。

これがやりたかった!

結果は13時間40分と制限時間20分前。

最後はだいぶ調整したので頑張ればもう20分くらいは早く走れたかもしれませんが無理をしません。

完走できたことが幸せです。

 

もう体が動かない。しゃがむことが出来ません。

100㎞はすごい距離でした。感動はあります。

 

とりあえず、しばらく走りたくありません・・・。

 

時計の万歩計を見たら124,318歩。見たことが無い歩数です。

 

帰りバスの中では気持ち悪くなりました。

バスを降りてからコンビニに駆け込みましたが、普通の食事は出来ず、飲むヨーグルトやゼリーでカロリーを補給し、何とか動けるようになりました。

7000キロカロリー以上消費して、食べたのは10個の補給ゼリーと少しのバナナだけなので1000キロカロリー程度。

エネルギー切れを起こしたようです。

 

ホテルについて、温泉に入り、その後祝杯をあげようとビールを買っていたのですが、飲む気力が出ず。

ベッドに倒れこみました。

 

それでも、充実感で一杯でした。

投稿 第18回2018歴史街道丹後100㎞ウルトラマラソン(2)ご機嫌なラン&ラーメン に最初に表示されました。

Source: ご機嫌なラン&ラーメン