1/14発売のヤマダイ「ニュータッチ 大盛 大阪かすうどん」を食べました!
大阪の河内地区のご当地うどんである「かすうどん」を再現したものです!

「『かすうどん』なんて初めて聞いた」という人も多そうですが、
自分はちょうどその大阪の河内地区に住んでるのでなじみがありますね!

「かすうどん」というのは「油かす」という食材を乗せたうどんですが、
この「油かす」は園芸肥料に使う「油かす」とは全くの別物です!

もともとは牛の腸から油脂を取り終わった後の「かす」だったのですが、
それを河内地区などの一部の地域において食材として使ってたのですよね!

ただ実は20年前とかだと、まだ「かすうどん」はその河内地区においても、
決してポピュラーで定着した存在だと言えるものではありませんでした!

ここ10年前後ぐらいで、食材としての「油かす」のおいしさが注目され、
単なる「油を取った後の牛の腸のかす」という副産物的な見方から変わり、
一気に需要が高まり「かすうどん」などの活用も広がっていきました!

今では良質な「油かす」を作るために、あえて牛の腸にじっくり火を通して、
適度に油を落として作るなど、1つの食材として地位が確立されています!

それどころか今では河内地区でも完全に高級食材という扱いなのですよね!
一部の店でも売ってますが、気軽に手を出せる価格ではないですからね!(=゚ω゚)

1/14発売 大盛 大阪かすうどん

さて、今回は河内地区で「かすうどん」などを提供するお店として
地域に定着している「KASUYA」が監修した商品となっています!

実際「KASUYA」は自分の行動範囲内でも普通に見かけますしね!

でも自分は「KASUYA」の「かすうどん」はまだ未経験なのですよね;
ただ「かすうどん」そのものは他のお店で食べたことはありますが!

自分の中では「油かす」はラーメン屋で食べる機会が多かったですね!

地元の有名店でいつも正月になると「油かす」を使ったつけ麺が提供され、
それが非常にレベルが高かったことから、油かすにはなじみがあります!

ただそのお店の場合はかなり高級な油かすを使っていたこともあり、
さすがにそのまま今回の商品と比較するのはできないですけども!

そのように「油かす」はけっこうな高級食材でもあることから、
この商品でも「油かす」がそのまま入っているわけではありません!

かわりに「砕いた油かすを入れた揚げ玉」が採用されています!
またその「油かす」は監修店の「KASUYA」が使っているものだそうです!

問題はそれでどれくらい「かす」らしさが再現されているかですね!

さすがに「油かす」特有のプニプニ感を出すのは難しいでしょうが、
「油かす」ならではの風味はそれなりに出せる可能性がありますからね!

1/14発売 大盛 大阪かすうどん(内容物)

内容物はかやくと液体スープというシンプルな構成となっています!

「かすうどん」は「油かす」から出る油脂も重要な要素なので、
油脂の表現がしやすい液体スープなのは正解と言えそうですね!

1/14発売 大盛 大阪かすうどん(できあがり)

うん、「かす入り揚げ玉」を中心に具材は整っていますね!

まずはスープですが・・・関西うどん的な指向性が強いですね!(●・ω・)

「かすうどん」ということで、油かすの風味も重要なのですが、
まずそのベースとして関西風うどんのだしも大事ですからね!

この商品を作っているヤマダイは関東のメーカーではあるのですが、
ここ数年は関西を指向した商品をけっこう多く作ってるのですよね!

そうした流れの中から、関西らしい味わいを作る技術も高まってますね!

比較的主張が軽めの醤油に、昆布がやや強めに効いた和風だし、
特にこの昆布の効かせ方をしっかりとさせているのがいいですね!

やはり関西風だしの決め手は昆布の旨味にあると言えますからね!

そして今回は関西風らしさをさらに演出する狙いを込めて、
具材のほうでもとろろ昆布を起用してきているのですよね!

このとろろ昆布は純粋に具材として楽しむ存在というよりは、
スープに溶かし込むことで昆布の旨味にさらに厚みを持たせる、
これもまた関西風らしい昆布だしを高めるのに大きく貢献してます!

そしてこの基本の関西風だしに牛の存在感もしっかり光ってます!(*゚◇゚)

ちゃんとスープ全体にじわっと広がってくる牛の風味があって、
なおかつ油脂からも牛の旨味が一定程度感じられるのですよね!

ただこの時点だと「関西風肉うどん」と変わらない感じになりますが、
ここで大きな仕事をしてくれているのが具材の「かす入り揚げ玉」です!

食べる前はこの「かす入り揚げ玉」がどれくらいの仕事をするのか、
そこに不安もありましたが、これは思っていたよりも活躍してますね!

間違いなく今回のスープにおける一味違った牛の持つ旨味は、
この「かす入り揚げ玉」から出ていると見て良さそうですしね!

一般的な肉うどんなどの肉具材から出る牛の旨味とは少々違い、
ちょっとひねりのあるホルモン的な旨さが備わってるのですよね!

この「少しひねりのある牛の旨味」はかすうどんの魅力の1つで、
それがきちんとスープににじみ出ているのはポイントが高いです!

スープにおける「かすうどんらしさ」の演出は成功と言えますね!

スープの原材料はしょうゆ、糖類、食塩、動物油脂、たん白加水分解物、
ビーフエキス、昆布エキス、鰹エキスという組み合わせになっています!

動物油脂で牛のコク、そしてスープ素材も牛がまず最初にあって、
そこに昆布、かつおと続く、関西のポイントを押さえていますね!

明らかに一般的なうどんだしよりも昆布優勢の風味でしたからね!

麺はそこそこ厚みのある、ラードを練りこんだ油揚げ麺のうどんです!

ラードを練りこんでいることでワイルドな風味がやや強いのですが、
これが油かす風の風味と相まってなかなか上手くまとまっています!

食べ始めはややごつごつとした印象のある食感だったこともあり、
ちょっと麺の存在感が前に立っているかなと思ったりもしましたが、
1~2分もするとちょうどいい食感になってスープなじみも良くなり、
ラードの風味とスープとの調和もちょうど良くなってきたのですよね!(*゚ー゚)

なので、あえて30秒ほど長めに待ってみるのもいいかもしれません!
少しなじむぐらいの食感のほうがいいバランスになってくれますし!

麺の量は大盛の90gで、カロリーは499kcalとなかなか高いです!
脂質も20.5gと、けっこう高めの数字になっているのですよね!

これは具材に揚げ玉が入っていることの影響が大きいでしょうね!
スープそのものは別に重く感じるようなところはなかったですし!

具材はかす入り揚げ玉、かまぼこ、ねぎ、とろろ昆布です!

ねぎは普通の乾燥具材で薬味の役割、かまぼこもごく普通のもの、
そしてとろろ昆布はスープの昆布風味を高めるような役割です!

となると、主役のかす入り揚げ玉ですが・・・これはよくできてます!(`・ω・´)

もちろん揚げ玉なので、油かすらしいプニプニ感は特にないです!

なので、あくまで風味の面で一定の油かすらしさを出せるかですが、
この点でなかなかいい仕事をしてくれているのが光っていますね!

基本的には粉末化した油かすを練り込んでいるということから、
具として食べたときにそこまでわかりやすいアピールはしませんが、
ときどきちょっと大きめの砕けた油かすが入っているのですよね!

これを食べると、たしかに「ちょっとひねりのある牛肉」感が出ます!
小さめではあるんだけど、間違いなく牛肉らしい味が広がりますね!

でもって、一般的な牛肉具材とはちょっと風味が違うのですよね!

たとえるなら「脂身が少し多いおでんのすじ肉」にけっこう近いです!

油かす特有の「まったりした脂の旨さ」というわけではないですが、
普通の牛肉具材ではでない、特有の旨さが備わってるのはたしかです!

スープへの影響も大きく、具材としてもかすらしさをチラリと見せる、
きちんと「かすうどん」らしさが演出できているのはうれしいですね!

「油かす入りの揚げ玉でどこまで個性を再現できるのか」というテーマに
真正面からぶつかってきましたが、なかなかの成果を上げてくれましたね!

これならしっかりと「かすうどん」を名乗ってもいいと思えましたね!

一味違ったうどんを味わうという点でも十分オススメできる一杯でした!(゚x/)モギンッ
Source: He can eat anything but himself!